自分のバッティングに合ったトップの作り方3選
(※このページは2020年2月8日に更新されました)
「自分に合ったトップの形を知りたい」
「バッティングの調子が悪いから、トップの形を見直したい」
この記事はそんな方に向けて書いています。
はじめまして
デーブ大久保スマホ野球塾のブログ担当のシャープ大久保です。
バッティングにおいて大きな要素を占めているトップについてご説明します。
トップをつくることで
- ピッチャーとの間合いが取れる
- ボールを遠くに飛ばせる
- 変化球に対応できる
ようになります。
本記事では、「トップの位置」ではなく、タイプ別の「トップの作り方3種類」を説明していきます。
- なぜトップをつくるのか
- トップの作り方には3種類ある!
- ①構えたときからトップの形を作っておく
- ②足を引いたときにトップをつくる
- ③前足を踏み込むときに手を引いてトップをつくる
- トップをつくるときの注意点
- まとめ
なぜトップをつくるのか
なぜトップが必要なのか、説明します。
A 手を胸の前において、そこからパンチする
B 手を後ろに引いてパンチする
A,Bのどちらが強いパンチが打てるでしょうか。
・
・
・
Bの手を後ろに引いたところからの方が強いパンチが打てますよね。
バッティングでも同じです。
ボールを強く遠くに飛ばすには、自分に合ったトップでボールを打ちにいきましょう。
トップの作り方には3種類ある
プロ野球選手、少年野球を見ても、トップの作り方は人それぞれです。
こうするんだ!といった固定されたトップの作り方はありません。
その中でも大きくわけると、トップの作り方は3種類あります。
3種類をそれぞれ試してみて、自然に取り入れられそうな形を採用してみてください。
細かく考える必要はありません。
自分で振りやすい、フィーリングに合ったトップの作り方を採用してください。
①構えた時の段階からトップの形をつくっておく
構えた時の段階から手をキャッチャーよりに引いてトップの形をつくります。
そして、前足でタイミングをとりステップし打ちにいきます。
初めからトップの位置に手があることによって、ムダな動きを抑えることができます。
プロ野球選手で例えると、西武ライオンズの森友哉選手、広島東洋カープの鈴木誠也選手などがこのタイプです。
このトップの作り方は下半身が強い選手に多いのが特徴です。
手を全く意識せずに、下半身でタイミングを取って下半身で打ちにいきます。
②足を引いたときにトップの形をつくる
足を上げると同時に手を引いて、トップの形をつくります。
そしてトップの形を保ったままステップしていきます。
読売ジャイアンツの坂本勇人選手や、東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手、元阪神タイガースの鳥谷選手などがこのタイプにあたります。
注意点は、手を引くタイミングが遅れないことです。
調子が悪くなると、ボールにバットを当てたい気持ちが強くなり、始動が遅くなります。
いつも同じタイミングでトップを作れるように注意しておきましょう。
③前足を踏み込むときに手を引いてトップをつくる
ピッチャー方向に踏み込むときに手をキャッチャー方向に引いてトップを作ります。
下半身と上半身にワレを作ってあげるイメージです。
踏み込んでいくときに、手をその場に残しておくイメージでも問題ありません。
元読売ジャイアンツの阿部慎之助選手や、東京ヤクルトスワローズ坂口選手がこのタイプです。
注意点
足を踏み込んでいくときに、手が一緒についていかないようにしてください。
チェックするには動画でフォームを撮影して確認することがオススメです。
トップをつくるときの注意点
トップを作る上で共通の注意点をご説明します。
手は必ずキャッチャー方向に引いてください。
ありがちなミスは、自分の背中側(内側)に引いてしまうミスです。
トップを、つくろうつくろうと、思いすぎている選手にありがちです。
背中側に引くと、前の肩が内側に入りバットが出てこなくなります。
まとめ
本日は3種類のトップの作り方を説明しました。
人の歩くスピードがみんな違うのと一緒で、トップの作り方もみんな違います。
どんなトップの作り方をするにしろ、トップはしっかり作るようにしてください。
意識してあげないとトップをつくれない選手の方が多いです。
自分の調子が良いときに動画で撮影し、トップの作り方、トップの位置をチェックすることをお勧めします。
好調時のトップの作り方が自分に適している方法です。
調子が悪くなったときには見比べてみるといいですね。
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