緊張して試合で大事な試合で打てない方へ 2つの対策

緊張して試合で大事な試合で打てない方へ 2つの対策

「練習では打てるのに試合になるとまるっきりダメ・・・」
「大事な試合になると緊張がとまらない・・・」

そんな方に、試合で緊張せずに結果を足す確率を高める方法を書いていきます。

はじめまして。
デーブ大久保スマホ野球塾、ブログ担当の大久保泰成です。

今日は、緊張してしまい試合で本来のパフォーマンスを発揮できない方向けの記事を書いていきます。
この記事があなたのお力になりましたら嬉しい限りです。

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目次

はじめに

今回ご紹介する方法は、努力はいりません。
すぐに実践できます。

練習では調子がいいのに、試合になると思うような結果が出ないことってありますよね。

「試合で活躍できない」は、偶然起きているのではありません。

人間の9割は試合になると力を発揮することが難しいと医学的に証明されています。


試合になると緊張して実力が発揮できない選手は、自律神経に異変がおきています。

自律神経の異変を通常に戻すには

  • 香水をつける
  • 手首をトントン叩く

と、いつも通りのパフォーマンスを発揮できます。

詳しく書いていきますのでご覧ください。

緊張すると血流が悪くなる

緊張すると血流が悪くなります。

血管が委縮して体の隅々まで血液が行き渡らないので、当然、体が思うような動きをしなくなります。
体が動かないのは、感覚ではなく、血液がいきわたっていないからです。

なぜ血流が悪くなるのでしょうか。

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神経は、体性神経と自律神経の二つに分けられます。

体性神経は、運動神経です。腕を上げる、などの意識的な運動を起こす命令をして、体を動かします。
バットを振ることやボールを投げること、これらは運動神経で行われています。

一方、自律神経は、内臓や血管などの、自分で意識せずに勝手に動いている器官を制御している神経のことです。
心臓も、血液の流れも意識して動かしていないですよね。

これは全部、自律神経が無意識に行っています。

あなたの自律神経に異変がおきています

緊張して体が動かないときは、体性神経ではなく、自律神経に異変が起きいます。

自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。
緊張状態にあるときは、交感神経が高い状態です。

眠いとき、お風呂に入ったときのリラックス状態時は、

副交感神経が高い状態です。

自律神経(交感神経、副交感神経)を上手に操ってあげることが、
試合で結果を出せるようになるのに非常に大事なポイントです。

東北楽天ゴールデンイーグルスの選手にテスト

デーブ大久保が楽天の一軍監督時代に、順天堂大学の小林先生にご協力いただき、楽天の選手70人に自律神経のテストを行いました。

テストの目的は、交感神経が優位になりやすいか、副交感神経が優位になりやすいかを見極めて、
選手の指導方針を決めていくためです。

テストの結果、

試合の時に交感神経が優位になる選手は、70人中63人

副交感神経が優位な選手は7人でした。

プロ野球選手でも、9割の選手は、緊張してしまいます。

交感神経が優位にある9割の選手は、試合になると緊張してパフォーマンスを落とす、いわゆる凡人といわれる部類です。
一方、緊張する局面でも、副交感神経が優位に働く選手は、試合でも緊張せずいつも通りのプレーができる天才型です。

あなたの周りにも、チャンスに強いバッターや、甲子園など大舞台になるほど活躍する選手がいると思います。
そのほとんどが副交感神経が優位な選手です。


交感神経が優位な選手に、試合前日や試合の日に、「絶対打てよ」などの言葉をかけてしまうと、交感神経が振り切れるくらい高くなり、血流が悪くなり、体も思うように動かなくなります。
自律神経をコントロールして、緊張をしても落ち着き、結果を出せるようになるのかを説明します。

今すぐ実践!改善方法

交感神経が高くなっている選手は、血流が悪くなっています。そのため、血流をよくしてあげる必要があります。
簡単かつ劇的に改善される方法を、二つ紹介します。

緊張がやわらぐ方法①
1、 リストバンドや、ユニフォームの袖などに自分の好きな香水をつける

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試合で緊張していると感じたら、香水の香りを嗅いでください。

においを嗅ぐと、酸素を取りこむことができます。酸素を取り込むと血流はスムーズになります。
それだけで副交感神経が上がり、緊張を和らげることができます。

プロ野球選手は、すごく良い香りがします。
単純に香水を振りまいているのではなく、自分の落ち着く香りで、リラックスできるように意識しています。

簡単にできる方法なので、ぜひ実践してみてください。

緊張がやわらぐ方法②
腕時計をしている場所をトントンと優しく叩いてあげる

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いつも腕時計をしている左腕、もしくは右腕のところを、反対の人差し指と中指でトントンと叩いてみてください。

手首を叩くと、副交感神経が優位になると医学的に証明されています。
不思議と落ち着いてきますので、これも実践してみてください。

■緊張してしまう選手(交感神経が高い選手)

★自分でできる対策
・いい香りをリストバンドや袖につけて、試合中ににおいを嗅ぐこと。
・時計をしているところをトントンと優しく叩いてあげる

★コーチや親御様ができる対策
・選手のやる気を高めてしまう言葉をかけない。(絶対打てよ)など

■緊張しない選手(副交感神経が高い選手)

★自分でできる対策
・いい香りをリストバンドや袖につけて、試合中ににおいを嗅ぐこと。
・時計をしているところをトントンと優しく叩いてあげる

★コーチや親御様ができる対策
・絶対に打ってこい などの緊張させる言葉をかけてあげる


余談ですが、楽天東北ゴールデンイーグルスの松井裕樹投手は、
大事な場面でも緊張しない天才型と言われる副交感神経が優位な選手でした。

入団した頃は、試合になるといつものポテンシャルを十分に発揮できていませんでした。
副交感神経が優位なため、アドレナリンが出ずに、リラックスしすぎていたからです。

そこで、試合で一番緊張する最終回に登板するクローザーに抜擢したところ
彼本来の実力を発揮できるようなりました。

交感神経が高くなり、副交感神経と高い地点で交わることができたためです。

松井祐樹選手以外にも、男子ゴルフでトップクラスにいる石川僚選手などは、
典型的な副交感神経が優位になる天才型のタイプです。

石川遼選手も注目されればされるほど、交感神経が優位になって、最高のパフォーマンスを発揮できるのです。

交感神経が優位な選手でも一流といわれる選手は山ほどいます。

さいごに

大事なのは、自律神経をコントロールしてあげることです。

どんな方でも簡単に使える方法ですので、
緊張する場面が来た時にぜひ実践してみください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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