あなたのグリップは本当に正しいですか?

あなたのグリップは本当に正しいですか?

「バッティングのグリップの握り方がわからない」

「バッティングの調子が悪いから正しいグリップを見直したい」

という方に向けて記事を書いています。

こんにちは。

デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当の大久保泰成です。

今日はグリップについてのお話です

グリップは腕と体の動きや力をバットに伝える重要な役割をします。
正しいグリップは成果にあらわれるので、しっかりとした知識を身につけましょう。

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基本的にグリップには間違った握り方は存在しません。

背、指、腕の長さ、体重、バッターとしての役割など選手によって千差万別です。
それぞれのグリップの特徴をよく理解して、自分の特徴にあったグリップをすることが大事です。

自分のスイングを最大限生かせるグリップを身につけるようにしましょう。


間違ったグリップは存在しないと書きましたが、これだけはしてはいけないという掟があります。

1 グリップの端を握ること。(グリップエンドを握る)

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これは、アマチュアの選手でも非常に多い間違いです。


  グリップの端を握ると、手の外側がグリップエンドにあたっている状態になります。
手とグリップエンドが当たっていると、手首の可動域が狭くなり、力をバットに伝えづらくなります。

元読売ジャイアンツの阿部慎之助選手などは、グリップエンドから指一本分をあけて握っていました。

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バットを長く持ちたい選手は、グリップエンドに指を引っ掛けて握るようにしましょう。

バットを長く持ちたい選手は、フレアグリップにするのがいいです。

フレアグリップだと、手の外側とグリップエンドが衝突しないため、手首を柔らかく使うことができます。

フレアグリップにしたい方は、フレアグリップ用のパッドが販売されていますので、購入してスポーツ店や、自分でつけてみてください。


2 バットを強く握る

 バットを強く握ってしまうと、手首が固定されてしまいます。バッティングで手首が固定されてしまうと、バットの力をうまくボールに伝えることができないため、よくありません。

グリップが滑りやすくなると、滑らないように無意識にグリップに力が入ってしまう場合があります。グリップが擦り切れ始めたら交換するタイミングです。

3 雑巾を絞るように握る

雑巾を絞るように握る、とよく聞きますがこれは良くない握り方です。

雑巾を絞るように握ると、手首が固まり、肘も必要以上に内側に入ってしまうため
自由が失われてしまいます。

傘を持つときのように、自然体でグリップを握ってあげることが大切です。

グリップの種類にかかわらず、大事なポイント

バットを握るときは、右バッターなら、左手の小指、中指、薬指の順番に。
左バッターなら、右手の小指、薬指、中指の順に握っていくことが大切です。

この三本の指に力が入っていないと、バットに力が伝わりにくく、良いスイングが身に付きません。

人差し指は、他の指に比べて、重要度が低い指です。

手が小さい子は、人差し指までしっかり握ってもいいですし、
浮かしてしまっても問題ありません。

プロ野球のバッターでも、人差し指を浮かしている選手も多くいます。
ただ、右バッターなら、右手人差し指、左バッターなら左手人差し指はグリップを握ってあげたほうが良いです。
ボールと衝突したあと、最後の一押しがしやすくなります。

グリップの握り方の種類


グリップの握り方には、二種類あります。

どちらも利点がありますので、自分の体格や握った感覚で決めましょう。
バットを軽く動かしてあげて、力が自然に伝わりそうという感覚を大事にしてください。

パームグリップ

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パームグリップは、手のひらでバットを握るグリップです。
鷲掴みするような握り方です。

パームグリップの利点は、ボールとバットが当たるインパクトの瞬間でボールに力負けしにくい点です。
中~長距離打者に多いのが特徴です。

小学校低学年、人より指が小さい選手は、パームグリップで握るのがお勧めです。

また、パームグリップの選手は、少し太めのグリップにしてあげたほうが、握りやすいです。
パームグリップを覚えさせたい場合は、太めのグリップにするとよいです。

太いグリップは指先で握ることが難しいため、自然と手のひらで握ることができます。


フィンガーグリップ

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指の付け根でバットを握るグリップです。
巧打者に多い握り方です。

フィンガーグリップは、指にひっかけるように握るため、手首の可動域を最大限生かすことができます。
人間の体は、手のひらよりも指先の方が繊細な感覚を持っています。



フィンガーグリップは、指先で握るため、親指と人差し指の付け根に隙間をつくることができます。

この隙間は手首の可動域を広げてくれるため、バットの先端(ヘッド)を使うことができるため
変化球で崩されたときにも対応できることがあります。

車の運転でいう"遊び"です。
ハンドルを手のひらでがっしり握っていると、急なときに対応ができません。

フィンガーグリップで握る選手には、細目のグリップがお勧めです。
グリップが太いと指先で握ることが難しいです。

バットのどこを握るのか

バットを短くもつのか、長くもつのかは、選手のタイプや、試合状況によって決めるようにします。

短く持つことの利点

バットが短くなるため、操作性があがる
操作性があがると、空振りをしにくいです。

ツーストライクに追い込まれた時や、空振りをしてはいけない場面では、いつも長く持っているバットを短くするようにすることが大事です。

ただ、いつもバットを長くもって練習しているバッターが、試合で急に短く持っても良い結果がでることは低いでしょう。

練習の時に、短く持つ練習もいれておきましょう。

長く持つ利点
ボールを遠くに飛ばすには、遠心力が必要です。
長くなればなるほど、遠心力が働き、ボールを遠くに飛ばせるようになります。

まだ体が出来上がっていない選手が、無理やり長いバットを使うのはお勧めできません。

体に見合ったバットを使うことが大切です。
必要以上に重いバットをもってしまうと、波をうつようなスイングになり、それが癖づいてしまいます。

その選手にバットがあっているかどうかを見極めるポイントは二つ。

・振った後にフラフラしていないこと
・スイングが波をうっていないこと

この二つをチェックしてあげましょう。
まだ野球をやりはじめたばかりの選手は、自分のスイングがフラフラしているか、波をうっているかは自分では分かっていないことが多いです。

周りの方が見てあげることが大切です。


グリップは他のトップや、テイクバック、スイングと違い、軽視されがちです。
ボールはバットで打ちますが、バットとの接点は自分の手だけです。

フィンガーグリップが自分に合っていたと思っても、成長していくうちにパームグリップが合う選手も数多くいます。


調子が悪くて、フォームを色々いじっても、調子が上がらない選手が、グリップを少し変えただけで、良くなるケースも多々あります。

自分はこのグリップだ!という固定概念にとらわれず、定期的に見直す癖をつけましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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